排気圧力センサー

RPM Pick-up

排気圧力センサー(ターボ背圧センサー) NA用/TURBO用


  • マフラー性能(排気効率・抜け)の測定
  • ウエイストゲートの性能と動作測定
  • ターボチャージャーの選定と性能測定
  • 触媒の効率計測と性能試験
  • N/A用低圧 と ターボ用高圧 をご用意
  • 圧力取り出し部からセンサーまでオールステンレス製
  • 1/8 NPT ステンレスフィッティング
  • N/Aとターボエンジンそれぞれに合わせた配管とセンサーセット
  • 1/8 NPTサイズで一般的な排気温度センサーとの入れ替えが可能




製品概要
マフラーや触媒の排気効率、ターボチャージャー背圧を直接計測可能な圧力センサーセット 

エンジンは、エアクリーナーからマフラー出口までを「一本の筒」に例えることができます。
その途中経路にあるエアクリーナーやインテーク、エキゾーストマニホールド、触媒や消音器などで発生する抵抗(ボトルネック)を減らすと、通過する空気量を増やすことができます。増えた空気量に見合った分の燃料を追加することによりパワーアップが可能です。

 マフラーの効率
今までのマフラーは単純に管の太さや消音器の構造を元に「感」で設計されることがほとんどでした。
しかし実際の排気効率は「排気に生じる圧力を計測」すれば簡単に測定できます。
圧力が高ければヌケが悪く、低ければ効率よく排気されていることがわかります。

 ターボ車
ターボ車の場合は、ターボチャージャーのタービンが大きな抵抗です。
また、ターボ、N/Aエンジン共に触媒やフロントパイプ、消音器など多くの抵抗がありますが、それらの抵抗を計測する方法は一般的ではありませんでした。

排気圧力センサーは、これらの排気抵抗、圧力損失を簡単に調べることができます。



エンジンのエキゾースト側が詰まっている状態(排圧が高い)は、いわゆるヌケの悪い状態でエンジン性能が制限されています。これら「排気の抜け具合」は排気圧力を直接計測することで確認できます。

ターボチャージャーにはインレットエキゾーストプレッシャーレシオにより、効率の良いタービンサイズ項目があります。背圧センサーによりタービンブレードかかる圧力を実際に計測することができます。またウエイストゲートの性能試験、ブースト制御能力の測定も可能です。


一般的な5V電源、出力0~5Vセンサーにより多くのデータロガーにそのまま接続できます。

 



オールステンレス製により排気の高温高圧環境に使用できます




耐熱温度センサーにより排気の圧力を計測できます

 

■ 製品概要

  • TD-BPSNE  低圧用 N/Aエンジン (ターボエンジンのタービン出口)
  • TD-BPSTH  高圧用 ターボエンジン (ターボチャージャーのタービン入り口)

 

■ 製品内容

  • 高温対応圧力センサー  x1 (NA用、ターボ用で異なります)
  • センサーハーネス x1set
  • ステンレスチューブ x1
  • センサー チューブフィッティング x1set
  • 1/8 NPT チューブフィッティング x1set

 

オプション

1/8 NPT 溶接用ステンレスバング、キャップセット 

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排気圧計測後に1/8 NPTサイズの排気温度センサーに入れ替えて装着することができます。 


ご注意
本製品はセッティング用部品であり車両への恒久的な装着を意図したものではありません。
溶接用ステンレスバング、キャップセットをご使用になり、セッティング後はキャップで塞ぐか、排気温度センサーなどに付け替えてご使用下さい。