自動セッティング

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・エアフローセンサーの出力信号を基準に、3Dマップを自動生成します。

純正のエアフローセンサーを使い、その出力を基準にして3Dマップを自動設定させます。


自動セッティング利用時の注意 
自動セッティングは「純正エアフロー」を利用してマップ作成を補助する機能です。
エアフローセンサーの配線を切断する前に(AUXを接続した状態)で行ってください
セッティングは平滑化のアルゴリズムにおいて遅延が発生するため、エンジン始動時には追従困難です。エンジン始動に手間取ることがあるため、アイドル領域は手動で設定することをお勧めします。同様の理由から、エンジンに負荷のかかる領域も必ずマニュアル設定してください。

エアフローセンサーが装着された状態での最適化です。自動セッティングの終了後に、必ず実車に合わせてマニュアル設定してください。
エアフローを取り外した場合にも手動セッティングが必要です。
データが更新されない部分は手動にて設定してください。

自動セッティングの利用方法
エアフローセンサーの配線を切断せず(白と黄色の出力線を接続しません)、AUXの配線のみを接続します。
パソコンと接続された状態で自動セッティングをクリックします。
マップのアクセス位置のデータがエアフローの出力電圧に近づいていきます。
軽くアクセルをあおったり負荷をかけたりすることにより、3Dマップのアクセス領域が順次設定されていきます。



緑色がデータ変更された部分です(データ変更は徐々に行われますので、同一領域でも十秒ほど必要です)


利用時の注意
初期状態では3Dマップ設定とエアフロー出力時のずれが大きく、エンジンがかかりにくいため基本的なマップは作成しておくことをお勧めします。自動調整されるまでのタイムラグにより、非常に薄い、または濃い状態になるため、高回域、高負荷域は自動設定機能を使用しないでください。

マップのアクセスしない部分は自動設定されませんので、もしアクセスしても問題ないような値に手動調整してください。
エアフローを外すと吸入空気量が増えますので、手作業にてセッティングを詰めてください。

危険ですので、走行しながらのセッティングは絶対に行わないでください。(停車時、またはベンチを使用してセッティングしてください)

自動セッティング機能は全負荷域と回転域で行われますが、実際に利用可能な領域は軽負荷から中負荷の中回転領域までです。

高負荷または高回転領域は必ずマニュアル操作でセッティングし、安全マージンをとった濃い目から行ってください。
エアフロレスの自動セッティング機能は実際にデータが書き換わるまでに数秒のタイムラグが生じます。また、数回のマップ位置の読み込みでは十分にマップデータが本来のデータに寄りません。その間は従来のマップデータで動作しますのでエンジンに負荷がかからないよう徐々に行ってください。