・2Dマップ、3Dマップともにマップ軸のポイントとなる軸格子の設定が可能です
通常の車両ではその一部しか使用しないため、マップ軸の間隔が荒くなります。
エンジンの利用する範囲で適切な軸設定をすると、特に詳細なセッティングを必要とする領域(中低速域)を「より細かく」設定することが可能です。
軸の設定について
回転軸と圧力軸はそれぞれ21ポイントあり、さらに4点補完方式と12ビットの精度により一般的なECUの2倍以上の精度を保ちます。
しかしエンジンが使用しない領域が大きい場合、使わない領域は無駄になります。エンジンが利用する範囲から少し広めにマップ軸を設定するのが最大限の性能を引き出すポイントになります。
気象条件、温度や湿度、気圧、エアクリーナーの汚れなどにより変化しますので、必要以上に細かな設定が良いとは限りません。
「程々に余裕をもったセッティング」が必要です。
設定時の注意
軸の設定数値は全領域で約250段階のため、切りの良い数値には合わない場合がありますが誤差の範囲です。